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宅建試験 過去問題を制覇しよう。|ホーム宅建 過去問平成19年度 宅建試験過去問題問25》解答&解説

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平成19年度 宅建試験過去問題 問25 解答&解説

問25の正解:2


25 農地法(以下この問において「法」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 

1 農業者が相続により取得した市街化調整区域内の農地を自己の住宅用地として転用する場合には、法第4条第1項の許可を受ける必要はない。
解説:×・・・農地法3条第17号より、相続の場合は、農地法31項の許可を必要ありません。
また、農地を農地以外のものにする者は、政令で定めるところにより、都道府県知事の許可を受けなければならない。(農地法41項)より、転用する場合は、農地法4条第1項の許可を受ける必要があります。

2 住宅を建設する目的で市街化区域内の農地の所有権を取得するに当たって、あらかじめ農業委員会に届け出た場合には、法第5条第1項の許可を受ける必要はない。
解説:・・・市街化区域内にある農地又は採草放牧地につき、政令で定めるところによりあらかじめ農業委員会に届け出て、農地及び採草放牧地以外のものにするためこれらの権利を取得する場合 (農地法5条第13号)より、法第5条第1項の許可を受ける必要はない。

3 耕作する目的で原野の所有権を取得し、その取得後、造成して農地にする場合には、法第3条第1項の許可を受ける必要がある。
解説:×・・・農地とは、耕作の目的に供される土地をいい(農地法第2条)より、耕作する目的で原野の取得は、農地法上の許可は必要ありません。

4 市街化調整区域内の農地を駐車場に転用するに当たって、当該農地がすでに利用されておらず遊休化している場合には、法第4条第1項の許可を受ける必要はない。
解説:×・・・農地がすでに利用されていなくて遊休化している場合でも、転用する際、法第41項の許可を受ける必要がある。


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